2016年02月14日
廃サイクル スパー修理

次々に壊れたスパーギア。
最初のは明らかにセッティング不良が原因。
軸が折れたのはZC製。
ググってみたら最近のロットで多いらしい・・・11月12月で計4セット購入分がハズレかよ!!
自動車のパーツならリコール間違いナシ。
安かろう悪かろうだから諦める・・・訳がない!!!
折れた部分を観察してみると軸を抜くことができれば修理できるかもと気付く。

既に2個廃棄しまった事が悔やまれる。

耐火煉瓦上で加熱し

スプロケの○部分に置きピンポンチをぶっ叩く。

簡単に抜けました。
元の軸径Φ2.97、再生軸候補はΦ2.99。
再生する軸の材料は折れたΦ1超硬エンドミルの軸。
磁石につかないから多分タングステン合金製。
材質だけならAPSFDSと同じwww
0.02mm軸孔小さいのがポイント。
普通に圧入しようとしても入らない。
焼嵌めで再生します。
再びスパー加熱しスプロケの孔に合わせエンドミルの軸を挿入するとスルリと入る。

冷えると叩いてもひねっても軸はギアと一体化。

タングステン合金製なので物凄く頑丈か物凄く脆いかのどちらかでしょう。